AGPカードは新しいドライバをそのままでは使用できません。これはドライバ内にカードの情報が入らなくなってしまっているためです。そこで改造して導入できるようにする設定方法を紹介します。
バージョンの新しいCatarystHotfixAGPドライバを当てる方法
- デバイスマネージャからベンダーID(VEN)とデバイスID(DEV)を調べてメモしておく
(VEN=1004,DEV=9496など) - Cataryst12.6等の 新しいドライバをダウンロードする
- 7-Zipでexeファイルを解凍する
- ”$_OUTDIR”フォルダをクリックし→Packages→Drivers→Display→W7_INF と進んでいく
- ※最後のW7_INFフォルダはダウンロードした種類OSバージョンによって名前が違います
- 中にあるinfファイルをメモ帳などで開く
- 先ほど↑で調べたものを付け加える (EN=1004,DEV=9496 場合は以下の様に)
- [ATI.Mfg.NTx86]の最後の行に以下1行追加
“%AMD9495.1%” = ati2mtag_R7X, PCI\VEN_1004&DEV_9496 - [Strings]のDriverOEMVersion=”Centralized Build”以下の最後にに以下1行追加(HD4670の場合)
AMD9495.1 = “ATI Radeon HD 4670 AGP” - 変更したinfファイルを適当なところに保存する
- デバイスマネージャを開き、ディスプレイドライバのところで更新を行い、この改造したinfファイルを指定する