HDDやSSDなどにメーカー製PCなどのバックアップ領域や保護領域を作っているような場合はこれが隠し領域となっている。OSからは見えない場合もあり、初期化や領域作成では削除ができなかったりする。
そういった場合の削除の方法について
DISKPARTコマンドを使う
DISKPARTとはDOSコマンドプロンプトで使用するコマンド名のことだ。
1:ファイルを指名して実行から”diskpart”と入力してエンター
※Windows10の場合は左下の”ここに入力して検索”に入力する
以下のような画面が現れる
2:DISKPART> list disk と入力してエンター
※HDDの一覧が表示されるので、この中から該当のHDDを選択する
3:DISKPART> select disk 1 と入力してエンター ※例としてDISK1を選択
ディスク 1 が選択されました。
4:DISKPART> list partition と入力してエンター
※パーティション領域が表示される
Partition ### Type Size Offset
————- —————— ——- ——-
Partition 1 プライマリ 70 GB 1024 KB
Partition 2 OEM 14 GB 4 GB
5:該当のパーティションを選択して
DISKPART> select partition 2 と入力してエンター
パーティション 2 が選択されました。
6:選択したパーティションを削除
DISKPART> delete partition と入力してエンター
>仮想ディスク サービス エラー:
>force protected パラメーターを設定しないと、保護されたパーティションは削除できません。
※通常ではこのエラー画面が出て削除できないので
7:DISKPART> delete partition override と入力してエンター
DiskPart は選択されたパーティションを正常に削除しました。