Socket478シリーズの後期に出たP4シリーズ
このモデルがなぜ博物館入りなのかというとこれにしかできない芸当があるということです。
箱外観
マザーボード外観
添付品など
このマザーボードもオークションで入手しました。動作確認済みです。
しかし添付品の数々は当時ならどうでもいいようなものまですべて残っていたりします。これらの保存状態を考えると紛失してもよさそうですが、しっかり残っていてPCを扱う方、特に自作PCをやる方に几帳面な人が多いと感じます。
このマザーの特徴はSocket478であるにも関わらず、PCI-E x16が搭載されていることです。P4シリーズはAGPでした。
もう一つの特徴はCPUです。ASUS当初わざわざゲタと称してこのシリーズに対応したゲタKitを発売したのです。その名もCT-479
このゲタkitを装着することによってPentiumMシリーズを搭載することができるのですが、このモデルだけがPentiumMの最上位版780を搭載できることにあります。そしてそれを最大限活かすことのできるPCI-Eです。ゲタが搭載できる最終モデルということで人気がありました。
PentiumMは64Bitこそ対応してませんが、Xdbit対応です。つまりはWindows10の32Bitが動作するということになります。その他の478ソケットはIntelのデスクトップ用CPUがすべてXdBit対応ではないことからWindows10のインストールは32bitといえども、デフォルトでインストールすることができず、ソフトウエアの工夫が必要でした。