水冷ブロック

水冷ブロックの選び方

メジャーな水冷ブロックはEKというメーカーが販売しています。

スロベニアという日本からはあまり聞かない名前ですが世界的に有名なんです。

EK製の水冷ブロック

写真のものはEK製の水冷ブロック、通称”水枕”というものです。英語ではWaterBlockと記載されています。
たまにFullCoverと記載がありますが、これはCPUだけではなく周りのVRMと言われる電源回路部分の発熱までを覆う、文字通りフルカバーブロックのことですが、マザーボードごとに形が違うため、CPUは同じでもマザーが変わったりすると買い替えを強要されるので、初めはCPUブロックの購入をお勧めします。
メーカーですが、今はEKというスロベニアのメーカーのものが有名でよく使われています。
使われている理由はよく”冷えるから”という単純な理由です。

水冷ブロックの中身

このブロックの中はこのようになっています。

昔のブロックの中身は突起があるだけのものが多かったのですが、最近のものは冷えるための工夫がいろいろされています。
このブロックの場合は真ん中の下ある長方形のプレート、これがジェットプレートと呼ばれるもので、このプレートを変えることで、よりよく冷えるためのセッティングを行ったりします。

ブロックにジェットプレートを載せた所

プレートはブロックに対して何枚かついていることがあります

EKのこのブロックの場合

全部で5枚ありますが、右上のものは穴が開いてませんので実際は使えません。
おそらく自分で加工して使うものだと思われます。

 穴のレール数が少ないほど水流は強くなり圧力がかかりますが、流れる水量が少なくレール数が多くなるほど、水量は増えますが、圧力が小さくなる。
初めはこのブロックを分解などせずに、デフォルトで使うことをお勧めします。
EKは安定感があって新製品にも早く対応する傾向がありますが、値段が少し高めなのがネックです。
水枕購入時の注意点ですが使用している、予定のCPUに対して適合するかどうかを選ぶ必要があります。
Intel用やAMD用はもちろん、同じメーカーでもサイズがそれぞれ違います。
115x というような表記の場合は 1155,1156,1150,1151 と115の部分があるCPUはすべてつかえるという意味です。
ただしマザーの作りによっては、VRMや他のパーツに干渉する場合もありますので購入時は念のため適合リストを見たようが良いでしょう。

ブロックに開けられているフィッティングの穴の大きさを確認する

矢印の部分の穴です。最近ではほとんど統合されいてミスはありませんが、購入時はG1/4という表記があるかどうかを確認してください。これが穴のサイズです。昔は1/8という更に小さいサイズもありましたが、今はほとんどがG1/4サイズになりました。

ブロックを装着するためのネジを確認する

水冷ブロックは四隅の穴を使ってネジとスプリングで固定するのが一般的です

ボルトを通した後スプリングを入れ、最後に手回しナットで絞めていきます。
4本とも同じトルクで締めるか、同じ長さで統一しないとブロックが傾いてしまったりしてうまく冷えないことがあります。

トルクや長さを簡単にできるネジも存在

こういったネジの締められる量が決まっていてある程度回したら回せなくなる
”EasyMount kit”というセットも売られています。これだと回す強さの加減がわかりやすいので良いのですがこれもCPUソケットによってネジの長さやネジ側のピッチの長さがちがったりするので専用品を探す必要があります。
要するに簡単ですが、パーツ選びを間違うと装着できないということです。

しかし極論からいえば、4種類同じネジ長で、同じ硬さのスプリングがあってブロックのガイドを通る大きさであれば本来はどんなネジセットなんでも構いません。

装着時の見た目

左がEasymountKitで、右が一般的なものです。ブロックはケース内に収まっていますが、正面から見るため、左側のほうがすっきりして見えますね。
右側のものはボルトが露出している分古臭く感じます。

ブロックを装着するときのもう一つの注意点

CPUブロックをネジでマザーボードにねじ止めするのですが、スプリングでテンションをかけて締めていくとそれなりにマザーボードには力が加わります。マザーボード自体も強度はそんなに強くはないので長く使っているとマザーボードが変形してしまうため、以下のような バックプレートというものをCPUブロックでマザーを挟むように裏側へ配置してそれでブロックとねじ止めします。

これがバックプレートです

表の見えている片側に紙のようなもの(青)がついています。反対側は金属がむき出しになっています。これは絶縁を意味するもので、紙がないとショートして起動しなくなったりする場合があるので必ず使用します。

このバックプレートもソケットごとに形や大きさが違うので注意が必要です。

昔EK製のバックプレートの間に挟むゴムプレートになぜか金属カスが混ざっていて見た目がゴムなのにそれでショートして起動しなくなるという現象がありました。

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