ASRCOK 775i65G+E4400 Windows95

■以前ASROCKマザー(775i65G)にWindows98SEやMEをインストールしました。

これまでは同じ流れでWindows95をインストールしようと幾度と試みましたがすべてダメでした。
今回は通常とは違うやり方でインストールを試み、成功しましたので以下報告とします。
またインストール方法についてはWindows95リンクの775i65GにWindows95をインストール
で紹介しています。

■構成
M/B ASROCK 775i65G 
CPU Intel Core2DUO E4400 2.0GHz(動作1.7~1.8GHz)
MEM Hynix DDR400 1GB
HDD IntelSSD80GB
VGA Geforce 6600GT(256MB版)
LAN LGY-PCI-TXD(BUFFALO)
音声 Creative SoundBlaster LIVE5.1! (SB0060)

■インストールに必要だったもの
■Windows95OSR2.1が入ったノートPC
 (メビウスMN-340-X15を使用)
■PATA-SATA変換ボード
■LIFEBOATのシステムコマンダー7 or 8

外観

いつものTestBench(CoolerMaster)の上にアクリルボードを自作して載せ、そこへPCIホルダーを追加
通常そのままだとPCIデバイスが多く固定時に不安定になるため縦置き用は今回はCPUが下側になるバランスで作成

■起動後

■インストール後のデスクトップのスクリーンショット
画面から見ての通り1980×1080の表示に。もちろん1980×1200の16:10も可能だ
今までこの表示がなかなかできずこれまでは試行錯誤でした。
Geforceのデバイスドライバですが、いつも最新が良いとは限らず表示がされなかった
ため、いろいろ試した結果今回はVer.66をチョイスした。
Win7などと違ってフォントやスタートボタンが小さすぎて24インチな画面でもだいぶ使いにくい

■スペック表
CPU-Zは1.30を使用、CPUはPentiumMと表示されるが実際はE4400の2.0GHzを使用
OCも可能ですが動作が早すぎるのかBroken95でも起動失敗し保護エラーが頻発したためクロックを下げた
メモリは2GBを積んで起動していたがこちらもたまに保護エラーがでるので認識限度の1GBとした
また775i65Gのため、レイテンシがCL2.5となり、クロックも320Mhzちょっととなった。
コンピュータのシステム情報はノートPC情報だったのでiniを書き換えて設定
HDDはある程度大丈夫で今回は80GBほどでやってみたところ動作は問題ないが、メンテする場合の
システムチェックはおろか、その後のシステムコマンダーでのHDD操作等が一切できなくなってしまうようで、8GBに戻した

■その他
IEからネットの画像。Googleでは普通にスタート画面に表示されるGoogleがいかにシンプルに作られているかがわかる
YAHOOも一応トップ画面が表示できました。
がそれ以降はFLASH表示など苦手ばかりなものが多くあまり表示は良くない
当然SSL系もすべてダメ

ここまで制作するのに2か月ほどかかりました。その理由の多くはインストール失敗による
途中のデバイスドライバやソフト上が不具合を起こすととたんにシステム領域まで飛ぶ
そのたびにシステムコマンダーでバックアップしていたOS一式を書き戻す作業になり、作業は
再びその地点からやり直し。パターン化して保存したクローンデータから毎回読みだしてはインストールを
繰り返すという手段でかなりてこづりました。
また、合致するデバイスも極端に少なく間違えばすぐにVXD絡みの致命的エラーが発生
保護エラーの発生もデバイスなのかソフトウエアなのか最初はまったく判断ができなかった
そんな中でCore2のCPUや1GBのメモリ、6600GTなどのデバイスが絡み合うためほとんどが手探り状態です。
以前のインストールのスパイラルと同じですね。ただし最近はクローン化するのが簡単なのとSSDにした
ことで復旧は以前の何倍も速いです

懐かしの起動音

音は42秒ごろ