ASUS ROG STRIX Z390-F Intel9900K

■構成

M/B ASUS ROG STRIX Z390-F
MEM ADATA AX4U413338G19-DR80 8GB×2
CPU Intel 9900K @5000Mhz 100Mhz×50
ROCKITCOOLのツールにて殻割+CopperIHS装着
Vcore1.3V(CPU-Z上 1.312V)
■サーマルグリス : DX-4
■冷却装置:水冷
Bykski CPU Water Cooling Radiator Block
aing D-5×2 +Dual D5 MOD TOP Blue (Acrylic Version)
→D5/MCP655 MOD KIT Silver Shining×2(カバーだけ使用)+ スリーブ化
Bitspower Water Tank Z-Multi 150 (Acrylic Version)
Phobya Xtreme NOVA 1080 Radiator
+ Phobya Radiator Stand – Triple-3x120mm
SSD Intel750p(M.2 SSD 250GB)
GPU  ASUS GTX980POSEIDON
電源 CORSAIR AX850

所見

DevilsCanyonが出たときと同様にメモリクロックで苦労しました。
メモリ体制がMB側にないのか、私の使ったメモリがだめなのか、そもそもメモリベンダにすら載っていない新製品の状態でBIOSの出来もわかりませんが当初XMPで入れてテストすると、熱暴走やQRコードエラーに激しく起因しました。メモリ的にはなんともないような動作をするのでVcoreを上げていくだけの手法では頓挫していたと思います。


9900KもまずはメモリクロックはAUTOにして定格動作の状態からCPUのOCを詰めていったほうが確実です。
その後にメモリをOCしてもCPU側の電圧要求や設定値は大きく変動することはありません。
これがあってないとVcore側を1.xxvいれても変な落ち方をしていましたので。

殻割

CPUは先のサイトでも上げた通り、ROCKITCOOLのツールにて殻割し、同クリーニングキット、Removeキットにて綺麗に除去をしました。

組み立て後

※ここ何年かはずっと使いまわしの状態です。

サーモグラフィによる温度変化

VRM周りですが結構熱いようなので、やはり冷却はしたほうが良いようです。

今回から新兵器のサーマルSEEKです。
VRMに風を当てた状態で51℃程度まで上昇していました。

風を当ててない場合

63℃まで上昇しています。 
水冷化の場合、CPUの温度上昇は抑えられますが最近のCPU及びマザーの構成はまたVRM部への発熱が増大しつつあるようです。

OCCTテスト結果

OCCT AVXありの状態
CPU 1.3v 5000Mhz
MEM 1.3937V 3866Mhz

念のため負荷グラフのほうも

5000Mhzで初めは苦戦しましたが、メモリクロックの設定をデフォルトに戻してからは割と簡単に進んだように思えます。
Haswellの時は1.35V基準でしたが、9900Kになってからコアが倍になっているのに1.3v台で同クロックになったというのはすごい快挙だと思います