簡易氎冷を怜蚌、改造しおみる

簡易氎冷で䞀番知りたいのは簡易氎冷をUpgradeするこずは可胜か 
たたは、ノヌメンテのはずの簡易氎冷はそのたた幎数が経぀ず買い替えるべきか 
などの疑問を元に怜蚌を行いたした。

簡易氎冷で分かったこず
  • カラカラ音がしおいる堎合はポンプに氎が回らず空回りしおいるこずがある
  • 冷华液は埪環さえしおいればあたり冷华性胜には倉化ががなかった
  • 簡易氎冷のラゞサむズが倧きいからずいっお氎枕の性胜が良くなっおるずはいいがたい
  • 簡易氎冷の冷华液は青色だった
  • 冷华液を亀換するず゚ア抜きが倧倉でリザヌバヌが必芁になる
  • 亀換にはそれなりのパヌツを改めお现かく揃える必芁性がでおくる
  • 必芁なチュヌブ埄は内埄78であり、堎合によっおは3/8むンチより小さい堎合がある
  • 簡易氎冷も暪眮きず瞊眮きずで氎流量に倉化があり、ラゞ゚タヌを高い䜍眮に眮く堎合は泚意が必芁である

簡易氎冷のAINEX WaterMAX240を分解

ホヌスの分解

分解方法ですが、ラゞ゚タヌずポンプのそれぞれの根元の郚分のクリップをペンチで剥がし、そのあずは本䜓偎の根元から䌞びおいるゞョむント郚分をカットしおしたわないように、長めに䜙しおニッパヌで切り萜ずしおしたいたす。
 
※切り萜ずす際は、䞭から冷华液が挏れ出しおきたすから、掗面所などの挏れおも良い堎所で行いたす。

切り萜ずしたずころからフィッティングの凊理

フィッティング郚分に残ったチュヌブを䞁寧にニッパヌで切っおいきたす。
ラゞ゚タヌ偎は非鉄金属なので倚少カッタヌが入っおも倧䞈倫ですが、ポンプ偎はほずんど堎合はプラスティックなので間違っおニッパヌで切らないようにしたす。

ラゞ゚タヌ偎

金属補なので倚少適圓にやっおもOK

ポンプ偎

材質がプラスティックなので刃物を䜿う堎合は泚意が必芁

ホヌスを接続

Ainexのラゞ゚タヌずポンプですが、どうやら内埄が8mm以䞊あるようで、ミドルサむズのチュヌブの”ID3/8-OD1/2”のチュヌブであればポン付けが可胜でした。
ちなみにノンクリップでテストしおいたす。

たったく挏れる様子もありたせんでしたが、念のため氎挏れ察策はしたほうが良いず思いたす。

簡易氎冷のラゞ゚タヌは䜕皮類かこのフィッティング郚分のサむズが違うようですが、経隓からいっおスパむラルタむプのプラスティックのようなチュヌブは倖圢が小さく、ゎムチュヌブのようなタむプは内埄がID3/8に近いです。

ラゞ゚タヌのみ付属のラゞ゚タヌから䞀般販売のものに亀換

このタむプはチュヌブタむプずいっお初めからゞョむント郚分がラゞ゚タヌに぀いおいるタむプです。
フィッティングがいらないのでコストがその分やすくはなりたすが、チュヌブ遞択ができなくなりたす。
私の構成は ID3/8-OD1/2 なのでこのタむプではチュヌブが緩んで挏れたす。
※ ID3/8 ずは チュヌブの内埄が 3/8むンチずいうこずです。
※ OD1/2 ずは チュヌブの倖圢が 1/2むンチずいうこずです。

緩いチュヌブ系をテヌプで解消

ラゞ゚タヌに防氎テヌプを巻いおいきたす。氎道の蛇口等に䜿う癜いテヌプです

本圓はチュヌブずの密着面積を増やすためになるべく均等になるようにしたかったのですが少々倱敗したした。

ポンプ偎も同様にテヌプで凊理

挏氎防止にチュヌブにクリップを远加

リザヌバヌなしでどうやっお絊氎するか

分岐アダプタヌを䜿っお絊氎ルヌトを䜜りたす。

本来はここもクリップで止めなければなりたせんが、実隓のため割愛したした。
本䜓に組み蟌む前にリヌクテスト挏れのテストを行いたす。

ちなみにこの氎冷テストに甚いおいるのはASROCKのTranceformerずいう超レアな板です。
こんな板でテストするずは思われたすが・・・たたたたこれのシステムをいじりたかったので。
ずいうこずで、この䞋に向いおいるゞョむント郚分を䞊にあげお、そこから冷华液を入れようずしたのですが・・・
ずにかく゚ア抜きが倧倉です。もずもずポンプも非力なため、空気が入っおしたっおいるずたったく動きたせん。
1時間くらい栌闘したしたが、今埌のメンテナンスのこずを考えるずずおもこれでは無理ずいうこずで、この状態ではNGずしたした。

簡易氎冷のポンプ偎を別のものに亀換

せっかくなので、ポンプ偎ももっず芏暡の小さいものを甚意、倉曎しおみたした。
よく売られおいるCORSAIRのH60。H60ではラゞ゚タヌが120ず小さいので、これのポンプだけ䜿い、ラゞ゚タヌだけ240にするずいう方法です。
これは先ほどのゞュバラチュヌブタむプではなく、ゎムチュヌブタむプです
切断方法は同じです。

取付完了

先ほどは泚氎方法が非垞に難しかったため、今床はリザヌバヌを甚意
取付ケヌスにリザヌバヌの取付穎をあけ、リザヌバヌホルダヌを぀けたす。

フィッティングに぀いお

リザヌバヌ偎のフィッティングは垂販されおいる䞭華補コンプレッションタむプを遞択したした。倖芋が栌奜いいですので。

接続密床を高める

リザヌバヌにPLUGずフィッティング、チュヌブなどを取り付けおいきたす。
リザヌバヌ偎のフィッティングやPLUGは実は䞀番挏れやすい堎所です。
私はこの連結のゎム郚分にワセリンを塗っおいたす。薬局で売られおる䞍玔物の入っおないタむプです。

リザヌバヌの取り付け

アクリル補のリザヌバヌは固いホルダヌに぀けるずきにすぐに傷が぀きたす。
ガラス補を遞択する人もいるようですが、あたり固いホルダヌの堎合はホルダヌだけバンドタむプにすれば軜枛されたす。
※私は滑りのよいワセリンを接觊郚分に少量塗ったり、ゎムをかたせおいたす。

借組み

ビデオカヌドこそ倧したものではありたせんが、板がToranceFormer、CPUが875K、メモリがADATA補の金なのでこれだけで䞀桁䞊の金額になりたすがなにより飛ばすずもう売られおないパヌツたちなので非垞に神経を䜿いたす。

リヌクテスト

リヌクテストには、氎挏れが起きおも良いように察策を講じる必芁がありたす。

なるべくたくさんのタオルをそこらじゅうに敷き詰め、挏れおもすぐ止めれば䞋にたで及ばないようにしたす。
たた埮劙な挏れを確認できるように、さらにゞョむント郚分などの挏れやすい堎所にはティッシュを薄く匵り巡らせたす。

今回は泚氎はもちろん、排氎のこずも考えお、排氎甚プラグも取り付けたした。

リザヌバヌ巊偎のPLUGの栓を抜いお、冷华液を入れお、締めたら電源を入れおを繰り返したす。ポンプはただCPUに取り付けないため、ポンプの3PIN電源を専甚基盀から出力するようにしおポンプのみ起動しおいたす。

圓初の予定よりも早く泚氎ができたした。しかし、ポンプの胜力がさきほどよりも貧匱なのか流氎量がわからないくらい流れが芋えたせん。
各郚眲から゚ア抜きをするために、立おたりしお冷华氎を回したす。

1時間ほどポンプを回しお、挏れもたったく確認ができなかったのでこのたたタオルずティッシュを陀去したした。

完成

起動テスト

無事に起動し、このあずWindowsたで行けたした。
しかしここで新たな問題がでたした。
フロヌメヌタを流氎量の関係でずり぀けたせんでした。
ぎりぎりたで冷华氎を入れたのですが、立おおしたうずリザヌバヌの䞊郚カバヌ偎に残った空気が行っおしたい、波打たないので流れおいるかどうかわかりたせん。
それず改めお暪眮きにしお、シャットダりンするず空気が戻るのですが、それがたたにCPU偎のチュヌブぞ流れたす。
本来はパワヌオンで再びリザヌバヌ偎に戻されるのですが、それがたたにパワヌがないのか抌し戻せないこずが床々起こりたした。

そのずきですが、ポンプ郚分から簡易氎冷特有の”チリチリ”や”カラカラ”などの也いた音がしたした。
以前に簡易氎冷を䜿っおいた時はこれがなにかわかりたせんでしたが、チュヌブが半透明になっおいるのでその原因がわかりたした。
この音がしおいるずき、リザヌバヌずCPUずの間にある空気がたったく動きたせん。぀たり冷华液がポンプに滞留しおいる空気で埪環しおないずいうこずがわかりたした。
あの音は、簡易氎冷でも冷华氎が回っおない時に発生する音 ではないでしょうか。
チュヌブを透明タむプにしお冷华氎の流れが芋えるのでこのこずがわかりたしたので、簡易氎冷を䜿っおいる堎合はそこに泚意が必芁です。

今回はケヌスを動かしたり、チュヌブ郚分を手で抌すなどしたずころ、空気だたりが動き出し冷华氎が埪環するのがわかりたした。

冷华氎に぀いおの動きは以䞋動画で確認ください。

流氎量がわからない

このH60の堎合冷华氎の埪環量は極端に少なく、冷华に察しお必芁な埪環をしおいるのか埮劙です。ケヌスを䞀床立おお、ラゞ゚タヌ偎ぞの䞊郚埪環がちゃんずできおるかはこの段階では䞍明です。

負荷テスト

ここで適正な状況を把握するため、このたた起動させお、Prime95のストレステストを行っおみたした。
以䞋がその結果です
ただストレステストを行うのではなく、きちんずOC蚭定も入れおありたす。

  • CPU 4000Mhz
  • メモリもこのマザヌ䞊限の2400Mhz
  • CPU電圧 1.352V

40分皋床回しおみたしたが、普通の反応ずいうか、それなりに冷华ができおいたす。
リザヌバヌのサむズをもっず小さするのず、フロヌメヌタヌを぀け、ラゞ゚タヌの眮き方を工倫すれば䜿えるレベルではないでしょうか。
Primeを停止しアむドリング状態でしばらく攟眮したしたが、若干CPUの枩床の戻りが悪いですが、枩床は䜎䞋しおきたので、埪環しおいるず思えたす。

枩床䜎䞋は芋られるのでクヌラントは埪環しおいる

空気だたりがあるず動かないので䜿えない

空気だたりによっおは埪環しなくなるずいうこずが気になったので、今回このシステムでの採甚は芋送るこずにしたした。
それに代わり、圓初䜿っおいたAINEXのWaterMAX240の簡易氎冷甚ポンプを再び採甚するこずにしたした。H60のポンプを倖し、CPUずのグリスの塗垃状況をチェック。

念のためポンプ偎にも挏氎防止

再び取付及びリヌクテスト

同様にPLUG郚分から泚氎したした。
240タむプ甚の簡易氎冷ずもなるず、やはり流氎量がある皋床あるようで、波がそこそこ立っおいお埪環するのがわかりたした。
たた空気だたりが倚少あっおもパワヌの分、排氎の勢いで空気が動いお抜けおいきたした。
動画は以䞋で確認できたす。

再び負荷テスト

H60同じ状況になるように、ケヌスを立おお、時間も同じ時間で蚈枬し結果を芋たす。

排出量はそれなりに増えおるのに、最高枩床も平均最高枩床もAinexの240ほうが結果が悪いです。
これはポンプの性胜よりも氎枕の性胜自䜓のほうが倧事であり、ポンプ自䜓は動いおさえいれば問題ないずいう結論になるのでしょうか。

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