古いノートPCのHDDを換装

古いノートPCのHDDがそろそろ寿命になりそうなのでいつでも起動できるようにHDDを換装する。今回は最近ではもうほとんどみないWindows95ノートPC。

SHARP Mebius MN-340-X15

この当時のメビウスシリーズはすでにDOS/V化されていて、特にシャープ製は再インストール時もドライブクローンからの再生ではなく、OSをインストールした後に、ドライバCDからのインストールになるのでとても扱いやすかった。
クローンディスクタイプのものは、その都度インストールすると余計なものがもの凄い量でインストールされ、HDDの半分をアプリが占有なんてことも当たり前にありました。

PCは程度もよく非常にきれいな状態

裏側にしてネジを外して分解する

表に戻し、HDDは外したカバーの右手下にすぐ存在します。
この位置は普段キーを打つところにあるため、右手を置いているとなんだか熱いなとなる場所ですね。

HDDの交換方法

今売られているSSDで、この時代の4GBHDDという容量は売られておらず、換装ができないので、HDDの中身をSDカードへコピーし、変換ボードでIDE接続に変えています。※SDカードはクラス10を採用(SDHC

取り付けは結構簡単なんですけど、やり方としてはこのアダプターにSDカードを付けた状態でそのまま起動は無理なので

  1. SDカードを付けたまま、FDDへ起動FDを入れて起動
  2. FDISKコマンドから領域作成
  3. 全領域作成し大容量ドライブを使えるようにするをYES
  4. そのままフォーマットまで進んだところでインストールをせずシャットダウン
  5. 元のHDDからCドライブの中のsystem
  6. フォルダの中のwindowsフォルダの中
  7. win.swp以外のフォルダとファイルをすべてSDへコピー
  8. クローン化完了

もしくは、ライフボート社製のクローン化ソフトを使ってクローンコピーする

組み立て

起動テスト

無事起動しました

操作感の違いをみる

デバイスまわりもすべて問題なしで結構サクサク動きます。HDDのガララっという音が消え、無音です。

起動動画