BIOSTAR RACING X370GTN+1700 省電力+常用OC

前回は1800Xで限界点を探ってみましたが今回はITXマザーでの実使用についての検証になります。

まずは省電力化に向けた限界を実用的な範囲で探ってみました
【System】
■CPU RYZEN7 1700
■M/B BIOSTAR RACING X370GTN
■MEM GALAX HOF4CXLBS4000M19SF162C
■HDD Samsung 840EVO
■VGA NVIDIA GT710(MSI)FANレスタイプ
■Power DIATEC ACアダプターdeデスクトップ180W
■CASE なし
■Cooling CORSAIR H60(シングルクーラー)

メモリクロックのみ3200Mhz 16-15-15-34 1T XMPで1.36V で使い他はデフォルト
あえて、メモリを2133Mhzの1.2Vにはしませんでした(パフォーマンス優先)

高負荷時のSS

OCCTのLINPACKで負荷をかけるとだいたい130Wを切る状態で推移しました。
この使い方ならACアダプターの180wタイプでは余裕で使えます。ただ最近は一般的な電源も効率が良いのでACアダプターのメリットが薄れつつあるのは事実ですが。

アイドル状態(こちらは一般的な電源

40wちょっとで動作しています 省電力化でいうとセレロンやHawellでも10W台がありますが、こちらは8コアで、ビデオカード(約20W)を考えると仕方ない部分もありますが、動作性能を考えたら40wでも十分かと思います。
ちなみにOCした状態でPstateを適用した1800XでもIdleは100w弱にもなります
ここがTDP65Wの強みでもあるかと思います。

4000Mhzの起動テスト

1.276Vで3980Mhz 以前のOCテストでこのCPUは39.75倍が限界だったためそこまででテスト
結果この電圧での起動確認までできました。

OC設定でクロック値をPstateで詰めて電圧をVocreのオフセット

■VcoreはOffsetで+0.08V
■メモリはXMPから3200Mhz、電圧はAUTO
■クロックは 37倍の3700Mhz(3692.5Mhz)
この設定でOCCTLinpackを1時間完走しました。

もっと高いクロックでも完走可能でしたが、VRM部分の過熱がひどく、風を当てないじょうたいだと100℃を普通に超えてくる
状態で、風を当てても80℃を超えてしまったので、無風状態で80℃前後でOCCTが完走する状態を考えました。
ちなみに、完全にデフォルト状態でもOCCTを回すと81℃になりましたので、簡易水冷を使用の場合は別途VRMの冷却は必需でしょう。
いずれも
 ※室温20~22℃環境下
なおidle時は46.7Wと若干高くなりましたが実用の範囲だと考えます。

RACING X370GTN BIOSについて

基本画面

下の黄色タブから ”Advanced”

ここではFANコントロール設定ができます。
マザーボードには2個しかFANコネクタがありません。CPUとシステム用でいずれも個別にFANコントロールができます。
今回は簡易水冷でしたので、ポンプをシステムへラジエターファンをCPUFANコネクタへ接続しています。

下の黄色タブから ”O.N.E” へ ここでOCの設定を行います

O.N.Eでの設定

CPUClockの項目設定では動作周波数設定ではなく、BCLK部分の設定になります
最高で107.3Mhzまで設定可能でした。

O.N.Eでの設定その2

Memory Clock ModeでXMPを選択しMemoryFrequencyでクロックを指定します。
このマザーは上限が現在3200Mhzまでですので、それより高い設定があるXMP対応メモリでも上限は3200Mhzになります。

O.N.Eでの設定その3

Custom P-Statesから 動作周波数の設定を行います。
ここで設定を変えても省電力は機能します。
入力は16進数でおこないます ※0~Fまでの英数字の組み合わせ
このマザーボードではP-Statesの設定は他のマザーのように3か所ではなく、主クロック部分の1か所しか設定できません。

O.N.Eでの設定その4

CPUCoreVoltageから電圧を設定します。
このマザーボードは、Pstateでの入力以外、電圧入力の項目はすべてOffsetでしか入力できません。
また入力値はすべて+入力の選択型のみで、-入力はできません。

入力した設定などの保存

プロファイルとして設定データを保存できます。
また5個の設定保存ができますが、名称は日付のみとなります。

以上でUEFIの入力概要でした。