BIOSTAR RACING X370GTN+1800X

BIOSTARのITXマザー X370GTN
他社ではまだITXマザーは売られていないので独占的に売っているせいか売り切れ続出のようです。
日本ではまだまだ認知度が低く、マイナーなイメージですが、メインPCの構成がある程度済んだので今度はサブPCとして使っていくRYZEN環境というのも面白いかもしれません。
私のサブPC(と言ってもメインはあまり使わずこちらばかり)の構成はH67のITXに2500Kを合わせています。まだまだ現役で使える世代ですが、導入からそろそろ6年になろうとしているのでそろそろ交換しても良いかなと思わせたのがRYZENでした。

これまではいかにクロックアップで性能を引き延ばすかということでしたが、ITXなのでいかに省電力で性能を絞り出していくかという趣旨に変わります
尚且つ、コンパクトでサブPCになるようなベンチや性能テストを行っています。

【System】
■CPU RYZEN7 1800X
■M/B BIOSTAR RACING X370GTN
■MEM GALAX HOF4CXLBS4000M19SF162C
■HDD Samsung 840EVO
■VGA NVIDIA GT730(MSI)
■Power ANTEC NEO ECO550W
■CASE なし
■Cooling CORSAIR H60(シングルクーラー)

■setup
すべてデフォルトですが、メモリのみXMPでCLが4000設定だったので16-16-16にしました
HW上の表示数字
■Vcore 最低0.803V 最高1.507V
■温度 室温22℃ 最低28.0℃ 最高52.5℃
■SOC電圧 1.087V

■最大消費電力 164W

VCoreがめちゃくちゃ盛られています。某所サイトでは1.45Vまでとか書いてましたが、AUTO設定ではそれからさらに0.05Vも高い電圧が瞬間的ですが入っています。
AMDは元からVcoreが高いのでしょうか その辺がまだはっきりしてないのでOCでも控えめな電圧にしています。

省電力性能

■最低電圧44W (メモリレイテンシのみ14-14-14-34へ変更)

オーバークロックモデルですが、44Wという最低電圧を記録しました。
デフォルトでこれなら使えそうですが、さすがに1800Xなので過酷な使い方だと結構厳しいかもしれません。
今回は簡易水冷でシングルFANなので、やはりTDP64Wの1700のほうが扱いやすいかもしれませんが普段使いで、上限のVocreを絞ってしまえば十分な数字です 3600あたりだと1.3V前後でしょうか

BIOSTARのITXマザーですが、BIOSが最初からAGESA対応の最終バージョン(4/13)が入ってました。
GALAXのメモリがはじめからXMPで3200動作という以前の状況から考えるとすごく楽な展開です。