Ryzen7 1700 OCレビュー

1700が入荷したので、1800Xと比較しながらOCテストを行いました。
比較の為、1800Xの環境を使いCPUのみ交換しストレステスト

RYZEN7 1700 39.5倍

System
■CPU RYZEN7 1700
■M/B ASUS CROSSHAIRⅥ
■MEM G.SKILL F4-3200C14D-16GFX
■HDD 磁気研究所 256GB MLC PHM2-256(PCI-E-M.2)+KryoM.2
■VGA ASUS GTX980 POSEIDON
■Power CORSAIR AX850
■CASE CoolerMaster TESTBenchV1.0
■Cooling
EK-SupremacyEVO-AM4- Full Nickel
Laing D-5×2 +Dual D5 MOD TOP Blue (Acrylic Version)
→D5/MCP655 MOD KIT Silver Shining×2+ スリーブ化
Bitspower Water Tank Z-Multi 150 (Acrylic Version)
Phobya Xtreme NOVA 1080 Radiator
+ Phobya Radiator Stand – Triple-3x120mm

Setup
■CPU Clock 3950Mhz(3956.4Mhz)
■CPU Vcore 1.39375V(Zenstates 1.39375V)HW Offset0.00625v
HWInfo64 1.395-1.417V
■CPU_SOC 0.96V
■LLC LEVEL3
■BCLK 100Mhz
■Ratio ×39.50
■MEM Clock 3193.6.Mhz(1:16)
■MEM CL 14-14-14-34 1T
■MEMVoltage 1.35V
■Test OCCT Lipack1H(AVX-ON)

1.4v以下でストレステストPASSとなると40倍は無理で、39.50倍が限界でした。
やはり1800Xに比べると低電圧とはいきませんでした。40倍設定で電圧を盛りながら行いましたが1.44vあたりでも安定せず、とりあえず39.50倍あたりを目標にストレステストを繰り返し、上記のような検証結果ということで1Hをパスしました。
BCLKを上げての倍率据え置きなども行いましたが、まったくいうことをききません。
この現象どっかで見たなと思ったら、1800Xの41倍と同じ挙動でした。
つまり、1700は40倍に大きな壁が、1800Xは41倍に大きな壁があるということで、選別はこういうことではないかと思いました。

RYZEN7 1700 39.75倍

System
上記と同じ

Setup
■CPU Clock 3975Mhz(3967.0Mhz)
■CPU Vcore 1.425V(ZenStates) HW上1.439-1.461v Offset0.00625v
HWInfo64 1.439-1.461V
■CPU_SOC 0.96V
■LLC LEVEL3
■BCLK 100Mhz
■Ratio ×39.75
■MEM Clock 3193.6Mhz(1:16)
■MEM CL 14-14-14-34 1T
■MEMVoltage 1.35V
■Test OCCT Lipack1H(AVX-ON)

39.75倍まで行いましたが、やはり常用とするにはかなり厳しいと思います。