64bit対応のSocket478はネット上で調べても、まず「存在しないのでインストールできない」
と言われていた。ところが、一部のネット上で64bit対応のCPUはあるという噂になったので
マザーボード購入ついでに徹底的に調べてみた(EM64T)
2015年6月現在、今のところ64bit対応のものは3種類あることまで確認ができた
CPU以外はなるべく新しいアーキテクチャのものを使用するという構成。
- M/B ASROCK P4i945GC(BIOS-P1.3)
- MEM UMAX DDR2-800Mhz 2GB×2
- CPU Pentium4 3.4Ghz@3.67Ghz(Socket478)
- SSD clucialM4SSD-64GB
- GPU GeforceGTX750tiLP(GALAXY)
組み立て結果図
温度分布
P4i65Gに比べると、サウスからメモリ周りまでさらに熱くなっている
消費電力
起動直後 | 140W |
BIOS中 | 111~117W |
OS起動時 | 125W |
アイドル状態 | 88w |
シングルコアなので常にCPUが100%にぽんぽん跳ね上がり、114~115W消費する、アイドルという概念はないのかもしれない・・・
BIOS画面
CPU-Z画面
各種DATA Windows7 64bitをインストール
エクスペリエンスインデックスの結果
予想というか当然の結果だがサブスコアはCPUの1.8が一番悪い
DDR2-800で2GB×2でも2.6でこれは設定を後日つめていきたい
CINEBENCHのスコア結果
笑えるくらい遅い シングルは10CB
5GHzにOCした4790Kが200CBなので20分の1の性能でしかない
このCPUはHT対応なのでかろうじてCPUスコアが16cbとなった
ディスク周りのベンチ結果(CrystalDiskMark)
478であってもSATA2対応なのでシーケンシャルは250近くまで出ているSSDにClucialM4SSDの128GBを使用した。
AHCIには対応していないため、ランダム4Kは最新のものと比べて30%程度しか速度が出ていない。
念のため、Paragon Alignment Tool で最適化した
メモリのほうはMAXXmemでの実測結果
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起動から使用にいたるまで、やはりCPUの遅さからカクツキが生じる。
この結果からみて、Windows7自体との相性はあまりよくない。
XPやその他のOSを使って動作させているほうが安定して早く動作したビデオカードに最新のGeforce750tiOCを使用してみたがHD4770と比べても効果的にはあまり期待できるものではない。
しかし、478マシンということで考えていくと現在でもWin7の64bitマシンが動作するという点では大変貴重である。しかし、このCPUはNXbitには対応していないため、Windows8やWindowss10は動作しない。
今後NXビットに対応したCPUを探すか、パッチファイルをあててWIN10への導入を試みる。