AOPENの真空管付PC AX4PE TUBE

■AOPENといえば、440BX時代に安定したマザーを供給し続けた実績あるメーカーだった後半の過渡期にはブラックエディションなどのちょっと方向性が迷走気味になったりもしたがスロット1などではずいぶんお世話になった。
そんなメーカーでも異色だったのがこの AX4PE TUBE である
このマザーの魅力というか特徴は音声再生に真空管を使うという趣向ですでにAX4PEでは2代目になる(以前はAX4GE)
AX4PE TUBEでも JAPANという名前の仕様もあるがこちらはSATAがついていない
今回入手できたのは、JAPANではないほうの AX4PE TUBE である
2002年前後だが記事にもなっているのでそれは以下リンクより
http://ascii.jp/elem/000/000/335/335628/
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021221/ni_i_m7.html

外観

まずは外観。ソケット478で、最終型のCPUまで使用が可能だった。64bit版についてはこれからテストする予定。
メモリはDDR400まで装着可能だが、認識は2GBまでなので今回は1GB×2として行う

ビデオカードはAGP、PCIは3個でストレージはIDE SATAもついているが、これは外部デバイス扱いとなっており、インストール時はドライバがないため認識することができない。AHCIドライバがないXPと同じような状態といえばわかるだろうか。
USBも同様でドライバがないのでこちらも当然インストールが進まない。

インストール方法は
Windows7のインストールディスク内にSATAドライバを入れ、インストール画面に進んでからドライバを入れその後通常のインストールという方法で臨んだ。当然IDEのデバイスが必要なのでPATAのCDドライブを用意して行った。
金色のコーションプレートにテクノロジーの英文が刻まれ、左側には AX4PE TUBE と書かれている

真空管周りの画像

この板はオークションで入手したのだが非常にきれいな状態で埃一つなかった
コンデンサもまったく膨らんでおらず状態は非常に良い

SATAのソケットが2つある。478での装着はなかなか珍しい部類
※ASROCK系のように当たり前についている板もありますが・・・

無事インストール完了

無事インストールが完了しました。
スペックや内容についてですが、2GBの478マシンと遜色はないので割愛します。

今回このPCを組むにあたって478クーラーでも珍しいものを採用しました。
当然新品のものを在庫から持ってきて装着しました。

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