インストール時の注意点
以下はSATA仕様前提です
- SATA1-2は関係なくメディアドライブとHDDは取り付け可
- IDE設定ではエンハスドモード→コンパチブルモードにする
- インストール時にはFDDは使用せず、CD起動でOK
- USB-CDドライブはOSインストール時にドライバが読み込めないのでSATAかPATA推奨
- セットアップは通常の98SETUPを選択してもインストールできない場合は
- 2番のWindows98 With Suport CD-ROMから一旦起動する
- A:になっていたら ”C:” エンターと打ってドライブに移動し ”SETUP”とコマンド打つとインストールが始まる
- 最初の”Windowsのインストールを準備しています”というところでは
- 固まったように長く止まるが、実際は動いているので気長に待つ。
- (ほっとけば普通はインストール画面に移行するが、固まったと勘違いしやすい)
- 通常通りインストールは完了する
マザーボードセットアップ時に覚えておくこと
- マザーボード 対応している場合はどれでもよい(チップセット)
- CPUは特に2.2GHz以上でも動作OK
- メモリはインストール時512MB以下
OSのインストールの手順
- ストレージをFAT32でフォーマット
- Windows98SEをインストール
- マザーボード付属のドライバをインストール
- チップセットinfファイルのインストールを先に行う
- 順番は
- チップセットinf更新
- directX
- その他
- infファイルを先に更新せずに他ドライバを入れた場合、ブルスク連発の場合がある。
Internetexplorer6SP1のインストール
Internetexplorer6SP1のインストール
インストールファイルはこちら
※IEの保護エラーが出て強制終了になる場合。
- 「コントロールパネル」
- 「インターネットオプション」→「詳細設定」タブ
- スクリプト エラーごとに通知を表示する
- スクリプトのデバッグを使用しない
- 上記の2箇所のチェックを外す
WindowsUpdateのインストールと適用
WindowsUpdateのインストールと適用
インストールファイルはこちら(98SE専用)
ZIPファイル解凍ソフトはこちら
FlashPlayer8の導入
9.00以上を入れると強制終了の可能性あり
FlashPlayer8の導入(9以上入れると強制終了の可能性あり)
ここからファイルをダウンロード
※IE6でADBEサイトに行くと弾かれて表示不良になります
インストール後の最適化設定
ここからはインストール後に設定する内容を順に説明します。
メモリの設定
512MBより多いメモリで起動時EMM386系エラーの解除をする
- 「スタート」
- 「ファイル名を指定して実行」
- ”notepad c:\config.sys” と入力してOK
- ”DEVICE=C:\Windows\EMM386.EXE RAM” の行
- ”DEVICE=C:\Windows\EMM386.EXE NOEMS”と書き換えて上書き保存
メモリの上限解除
512MB超えメモリを944Mバイトまで認識するようにする
- 「スタート」
- 「ファイル名を指定して実行」→ ”msconfig” と入力
- OK
- System.iniタブを開いて、[386Enh]をクリック
- 新規ボタンクリック
- MaxPhysPage=48000と入力
- 適用ボタン
- OK
- 再起動
BIOSのACPIを有効にする
- 「スタート」
- 「ファイル名を指定して実行」→ ”regedit” と入力
- OK
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Winwods\CurrentVresion
- Detectをクリック
- 右側空白のところで右クリックし
- 新規→文字列
- 名前を ACPIOption とする
- ACPIOption をダブルクリック
- 値のデータに 1 と入力
- OK
win.iniの設定
「アプリで使うメモリの利用効率アップ、タスク切替えの高速化の実現」
- スタート
- ファイル名を指定して実行
- sysedit と入力
- システムエディタを起動させて「WIN.INI」のウインドウを選択
- [windows] の項目の下段に
- DefaultQueueSize=32
- CoolSwitch=1
- それぞれ1行ずつ追加
system.iniの設定
キャッシュサイズを制限して動作を安定化
- スタート→ファイル名を指定して実行で sysedit と入力
- システムエディタを起動
- 「SYSTEM.INI」のウインドウを選択
- [vcache]の項目に
- MinFileCache=X
- MaxFileCache=X
- ChunkSize=X を追加する。
- =Xの値はメモリ容量に依存するため下記数値参照
メモリ容量
- 64M MinFileCache=2048 MaxFileCache=8192
- 128M MinFileCache=4096 MaxFileCache=16384
- 256M以上 MinFileCache=8192 MaxFileCache=65536
- 「FileCache」=HDDのキャッシュに使うメモリサイズ(上下の値を固定でメモリの断片化の防止)
- 「ChunkSize」=スワップの単位。(値は512の整数倍)512か1024で設定
その他の設定
- スター
- ファイル名を指定して実行
- sysedit と入力
- システムエディタを起動
- 「SYSTEM.INI」のウインドウを選択
- [386Enh] の項目に以下行と数値を追加
MinTimeslice=3
MinSPs=4
MaxBps=768
ConservativeSwapfileUsage=1
NetCache=2048
NetHeapSize=20
NoWaitNetIO=ON
DirectoryCache=48
DMABufferSize=64
PageBuffers=32
SysVMEMSLimit=-1
WindowUpdateTime=25
MinTimesliceについて
タスク切り替え速度(を小さくするとマルチタスク動作はスムーズ→ システム全体のパフォーマンスは低下)
(初期は20ですが、CPUが1GHz以上の人は3
- Pentium/75MHz~Pentium/166MHz MinTimeslice=8
- Pentium/166MHz~PentiumⅡ/400MHz MinTimeslice=4
- PentiumⅡ/400MHz~ MinTimeslice=3
- 「MinSPs」は値を4の倍数で指定
- 「NetHeapSize」はネットワークのパフォーマンスのアップ
- 「NoWaitNetIO」はNetBIOSのパフォーマンス向上
- 「DMABufferSize」は DMAのバッファサイズでHDDがDMAに対応している場合のみ有効
- 「PageBuffers」はスワップのバッファで高速化(メモリが128MB未満の場合は効果なし)
- 「SysVMEMSLimit」はメモリの使用の最適化
- 「WindowUpdateTime」はウィンドウを更新する前に取るマージン
- 「ConservativeSwapfileUsage」はスワップファイルをなるべく使わない設定(メモリが64M以下の人は効果なし)
- 上書き保存してWindowsを再起動
使用しないDLLを開放しメモリを節約
- スタートメニュー
- ファイル名を指定して実行
- 「regedit」と入力
- 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer」を開く
- 右側の空白で右クリック
- 新規→DWORD値で
- 「AlwaysUnloadDLL」を作成して値を 1 に
UDFドライバを無効にしてメモリを解放
起動時にDVD-ROMやDVD-RAMのためのUDFドライバの読み込み停止
- スタート
- 「ファイル名を指定して実行」
- ”msconfig”→OK
- システム設定ユーティリティ→全般のタグの「詳細設定」
- 「UDF ファイル システムを使用不可にする」にチェックを入れる
- 再起動
ユーティリティを入れてメンテナンス
窓の手をインストールして使いやすくする
窓の手をインストール
http://www.asahi-net.or.jp/~vr4m-ikw/Madonote-2004.exe
- ソフトウエアを起動
- ie(2)タブをクリック
- 1つのサーバーに張れるコネクション数の上限のところの
HTTP 1.1 Server と HTTP 1.0 Server - 二つの数字とも 16にする
DRTCPをインストール
DRTCPをインストール
http://www.dslreports.com/front/DRTCP021.exe
↓あたりで設定値を確認する
http://www.bspeedtest.jp/speedup.html
KernelEx 4.5Beta2をインストール
KernelEXとはXPなどの拡張カーネルを98SE上で使えるようにするものです
KernelEX-4.5BETA2ダウンロード
http://jaist.dl.sourceforge.net/project/kernelex/KernelEx/4.5%20Beta%202/KernelEx-4.5-Beta2.exe8
※4.5バージョンからiniの設定不要
Firefox3.5をインストール(最新版は直後に強制終了となるため)
Firefox3.5.11ダウンロード
うまくいかない場合は、Opera10.10をインストール
レジストリの最適化
使っているとどんどんシステムが壊れていくことがあるのでレジストリの再構築をします
- 「Windows の終了」
- 「MS-DOS モードで再起動する」で再起動
- MS-DOSのプロンプト
- scanreg /fixと入力してEnterキー
- レジストリの再構築がはじまる(5~10分)
- 終了後MS-DOSのプロンプト上
- scanreg /optと入力してEnterキー
- レジストリの最適化がおこなわれる
- その後に再起動