メモリ周りの最適化

  1. スタート
  2. ファイル名を指定して実行
  3. sysedit と入力

システムエディタを起動させる

C:\WINDOWS\WIN.INIのウインドウを選択

  1. [windows] の項目の下段に
  2. DefaultQueueSize=32
  3. CoolSwitch=1
  4. 2つの行を追加する

C:\WINDOWS\SYSTEM.INIのウインドウを選択

  1. [vcache]の項目に
  2. MinFileCache=X
  3. MaxFileCache=X
  4. ChunkSize=X
  5. 3つの行を追加する。

Xの値はメモリ容量に依存するため下記数値参照して数値を入力

メモリ容量によって数値を選ぶ

  1. メモリが64MBまで MinFileCache=2048 MaxFileCache=8192
  2. メモリが128MBまで MinFileCache=4096 MaxFileCache=16384
  3. メモリが256M以上 MinFileCache=8192 MaxFileCache=65536

FileCache=HDDのキャッシュに使うメモリサイズ(上下の値を固定でメモリの断片化の防止)
ChunkSize=スワップの単位。(値は512の整数倍)5121024で設定

C:\WINDOWS\SYSTEM.INIのウインドウを選択

[386Enh]の項目

  1. MinTimeslice=X
  2. MinSPs=4
  3. MaxBps=768
  4. ConservativeSwapfileUsage=1
  5. NetCache=2048
  6. NetHeapSize=20
  7. NoWaitNetIO=ON
  8. DirectoryCache=48
  9. DMABufferSize=64
  10. PageBuffers=32
  11. SysVMEMSLimit=-1
  12. WindowUpdateTime=25
  13. 12の行を追加する

MinTimesliceの数値について

タスク切り替え速度(を小さくするとマルチタスク動作は
スムーズ→ システム全体のパフォーマンスは低下)
  初期は20

  1. Pentium/75MHz~Pentium/166MHz MinTimeslice= 8
  2. Pentium/166MHz~PentiumⅡ/400MHz MinTimeslice= 4
  3. PentiumⅡ/400MHz以上~ MinTimeslice= 3

その他の設定の意味

  • 「MinSPs」は値を4の倍数で指定
  • 「NetHeapSize」はネットワークのパフォーマンスのアップ
  • 「NoWaitNetIO」はNetBIOSのパフォーマンス向上
  • 「DMABufferSize」は DMAのバッファサイズでHDDがDMAに対応している場合のみ有効
  • 「PageBuffers」はスワップのバッファで高速化(メモリが128MB未満の場合は効果なし)
  • 「SysVMEMSLimit」はメモリの使用の最適化
  • 「WindowUpdateTime」はウィンドウを更新する前に取るマージン¥
  • 「ConservativeSwapfileUsage」はスワップファイルをなるべく使わない設定(メモリが64M以下の人は効果なし)
  • 【上書き保存】して再起動