OSを使う上での設定などをまとめています
■新たにOSを用意する場合、インストールCDが通常のOEM版でなくその機種専用(リカバリー用)の場合、他機種 にはインストールできない可能性があり。一見OEM版に見えるものでもがsetup.exeが削除されていてインスト ールできない添付CD(Companion と呼ばれる)がある。
■また、Windows3.1からのアップグレード版の場合は、3.1セットアップディスクが無い とインストールできませんが、方法はある
-Windows95 Upgrade版を、Windows3.1がない状態でインストールする
- Windows95 Upgrade版ではインストールする時に、ハードディスクの中のWindowsデイレクトリにある、WIN386.EXEの有無でWindows3.1があるかないかを確認する。
- 新規のHDDに Windows というフォルダをつくり 空のファイルで WIN386.EXE という名前にして保存
■新規インストールの可能な通常のOEM版には『For Distribution only with a new PC』 と印字されている。バージョンの見分け方は、
CDの印字が
(C)1981-1995なら無 印かOSR1
(C)1981-1996ならOSR2以降、さらにOSR2.1以降では『with USB Support』と印字されている。
(Copyrightが1981-1997と なっているのはOSR2.5。
■無印やOSR1の場合はFAT16、ハードディスクは1パーティション2GBまでで、 USBは使えない。SP1によってOSR1にバージョンアップとなる。
その際、修正パッチ適用することで満載のバグは解決可。現在、SP1そ の他修正パッチ類はマイクロソフトから供給は終わっています。
■USBを使用するためにはOSR2.1以降が必要になるが、OSR2はusbsupp.exeの導入でOSR2.1になる。
OSR2.1以降ではusbsupp.exeは標準で添付されているが、自動的にインストールされるわけでは ないので注意。
■OSR2以降であれば、IE4をインストールす る事でほぼWindows98と同等のOSR2.5にする事が可(システムの表示 は950bのままで)
■インストール時の追記や注意事項
- CPUは2.0GHzまで
- メモリは512MBまで
■登録情報の変更
バージョン情報で表示されるユーザー登録情報を変更する方法
- スタートボタンの「ファイル名を指定して実行」でregeditと入力し、レジストリエディタを起動
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersionを開く
- 以下の項目をダブルクリックして値をそれぞれ変更する。
- ProductId(CDキー)
- RegisteredOrganization(会社名)
- RegisteredOwner(ユーザー名)
■インストール後のWindowsの最適化設定
■メモリの設定(512MBより多いメモリで起動時EMM386系エラーの解除)
1、c:\直下の config.sys ファイルの編集
2、”DEVICE=C:\Windows\EMM386.EXE RAM” の行を
”DEVICE=C:\Windows\EMM386.EXE NOEMS”と書き換えて上書き保存
■メモリの設定(512MB超えメモリを944Mバイトに制限しておく)
※Windows95の上限は944MB
1、c:\直下の windowsフォルダの中
2、System.iniを開いて、[386Enh]項目の一番下段に
3、MaxPhysPage=3B000 と入力する
■win.iniの設定
「アプリで使うメモリの利用効率アップ、タスク切替えの高速化の実現」
1、c:\直下の windowsフォルダの中
2、WIN.INI ファイルの編集
3、[windows] の項目の下段に
DefaultQueueSize=32
CoolSwitch=1
をそれぞれ1行ずつ追加
■system.iniの設定(キャッシュサイズを制限)
1、c:\直下の windowsフォルダの中
2、SYSTEM.INI ファイルの編集
3、[vcache]の項目に
MinFileCache=X
MaxFileCache=X
ChunkSize=X を追加する。
※=Xの値はメモリ容量に依存するため下記数値参照
メモリ容量
64M MinFileCache=2048 MaxFileCache=8192
128M MinFileCache=4096 MaxFileCache=16384
256M以上 MinFileCache=8192 MaxFileCache=65536
「FileCache」=HDDのキャッシュに使うメモリサイズ(上下の値を固定でメモリの断片化の防止)
「ChunkSize」=スワップの単位。(値は512の整数倍)512か1024で設定
[386Enh] の項目に以下行と数値を追加
MinTimeslice=3
MinSPs=4
MaxBps=768
ConservativeSwapfileUsage=1
NetCache=2048
NetHeapSize=20
NoWaitNetIO=ON
DirectoryCache=48
DMABufferSize=64
PageBuffers=32
SysVMEMSLimit=-1
WindowUpdateTime=25
※「MinTimeslice」について
タスク切り替え速度(を小さくするとマルチタスク動作はスムーズ→ システム全体のパフォーマンスは低下)
(初期は20ですが、CPUが1GHz以上の人は3
Pentium/75MHz~Pentium/166MHz MinTimeslice=8
Pentium/166MHz~PentiumⅡ/400MHz MinTimeslice=4
PentiumⅡ/400MHz~ MinTimeslice=3
・「MinSPs」は値を4の倍数で指定
・「NetHeapSize」はネットワークのパフォーマンスのアップ
・「NoWaitNetIO」はNetBIOSのパフォーマンス向上
・「DMABufferSize」は DMAのバッファサイズでHDDがDMAに対応している場合のみ有効
・「PageBuffers」はスワップのバッファで高速化(メモリが128MB未満の場合は効果なし)
・「SysVMEMSLimit」はメモリの使用の最適化
・「WindowUpdateTime」はウィンドウを更新する前に取るマージン
・「ConservativeSwapfileUsage」はスワップファイルをなるべく使わない設定(メモリが64M以下の人は効果なし)
→上書き保存してWindowsを再起動
■使用しないDLLを開放しメモリを節約
1、スタートメニュー→ ファイル名を指定して実行→「regedit」と入力
2、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer」を開く
3、右側の空白で右クリック 新規→DWORD値で「AlwaysUnloadDLL」を作成して値を 1 に設定
■UDFドライバを無効にしてメモリを解放
※起動時にDVD-ROMやDVD-RAMのためのUDFドライバの読み込み停止
1、スタート→「ファイル名を指定して実行」→”msconfig”→OK
2、システム設定ユーティリティ→全般のタグの「詳細設定」
3、「UDF ファイル システムを使用不可にする」にチェックを入れる
4、再起動
8:窓の手をインストール
http://www.asahi-net.or.jp/~vr4m-ikw/Madonote-2004.exe
ie(2)タブをクリック
1つのサーバーに張れるコネクション数の上限のところの
HTTP 1.1 Server と HTTP 1.0 Server の二つの数字とも 16にする。
9:DRTCPをインストール
http://www.dslreports.com/front/DRTCP021.exe
↓あたりで設定値を確認する
http://www.bspeedtest.jp/speedup.html
10:KernelEx 4.5Beta2をインストール
KernelEX-4.5BETA2ダウンロード
http://jaist.dl.sourceforge.net/project/kernelex/KernelEx/4.5%20Beta%202/KernelEx-4.5-Beta2.exe8
※4.5バージョンからiniの設定不要11:Firefox3.5をインストール(最新版は直後に強制終了となるため)Firefox3.5.11ダウンロード
12:Opera10.10をインストール
Opera10.10ダウンロード
13:レジストリの最適化
1:「Windows の終了」→「MS-DOS モードで再起動する」で再起動
2:MS-DOSのプロンプト→ scanreg /fixと入力してEnterキー
3:→レジストリの再構築がはじまる(5~10分)
4:終了後MS-DOSのプロンプト上→ scanreg /optと入力してEnterキー
5:レジストリの最適化がおこなわれる→その後に再起動
Part2
- CD-ROMドライブにWindows95のCD-ROMを入れる。次に、MS-DOSプロンプトを開く
- extract /A /E /L c:\windows\system d:\win95\win95_04.cab ftsrch.dll とコマンドを入力
- Systemディレクトリにftsrch.dllが解凍される。
- Windows95を再起動後、ヘルプに検索機能が追加される。
-1つ上のフォルダを開く
フォルダを開いているときに、BackSpaceキーを押す
-Windowsのみ再起動させる
システムすべてをリブートさせずにWindows3.1の様にWindowsだけ再起動する方法。
通常の「Windowsの終了」で「コンピュータを再起動する」をチェックしShiftキーを押しながらOKボタンをクリック
-スタートメニューの高速化
- スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」でregeditと入力してレジストリエディタと起動。
- HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desk topを開く
- 「MenuShowDelay」の項目がなければ「編集」メニューの「新規作成」→「文字列」を選んで名前を「MenuShowDelay」とする
- ダブルクリックして「値のデータ」に数値をいれる。数値が小さいほど高速になる。
-起動時にスタートアップを無効にする
スタートアップに登録されているアプリケーションを無効にする方法。
Windows起動時にまだスタートアップが実行されないうちにShiftキーを押す。
-ファイルをごみ箱に保存しないで削除する
ファイルを選択状態にしてShift+Delキーで削除すればごみ箱に保存されずに削除される。
常にごみ箱を使わないようにするには
- ゴミ箱で右クリックして「プロパティ」を選択
- プロパティウィンドウの「ゴミ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消す」チェックボックスをチェック。
-フォルダを常にエクスプローラで開く
フォルダのダブルクリックから常にエクスプローラで表示する方法。
- 通常のフォルダのウィンドウで「表示」メニューから「オプション」を選択
- 「オプション」ウィンドウのタブの「ファイルタイプ」を選択
- 「登録されているファイルタイプ」の中からフォルダを選ぶ
- 「アクション」でexplorerを選択し標準ボタンを押す。
- OKボタンを押してウィンドウを閉じる。
-すべてのサブフォルダを表示
- エクスプローラの左側のツリー表示でサブフォルダを表示したいフォルダを選択
- 10キーの*を押すとサブフォルダが一気にすべて表示される。
- ※ →キーでサブフォルダが一段階表示され、←キーで非表示に出来る。
-ファイルを複数のアプリケーションに関連づける
ファイルをダブルクリックすると関連付けたアプリケーションが起動する。これを複数のアプリケーションに関連付けさせる。
- エクスプローラの「表示」メニューから「オプション」を選択
- 「オプション」ウィンドウのタブの「ファイルタイプ」を選択
- 「登録されているファイルタイプ」の中から関連付けるファイルタイプを選び、ダブルクリック
- 「ファイルタイプの編集」ウィンドウが表示される。
- 「追加」ボタンをクリックし、「新しいアクション」ダイアログに「アクション」と「アプリケーション」を入力
- 「OK」ボタンをクリック。
ファイルの右クリックで新しいアクションが追加されるので、複数のアプリケーションを選択して起動できる。
-スワップファイルを自分で設定
- 「コントロールパネル」の「システム」→「パフォーマンス」→「仮想メモリ」を開く
- 「自動設定」を「自分で設定」に変更
- ハードディスクを速いor空きのあるドライブに変えて「最大」をドライブの空きいっぱいに設定
-「Windows95へようこそ」を復活する
起動時、「Windows95へようこそ」を表示させる場合
- ファイル名を直接指定して起動し、チェックボックスに印を付ける。
- スタートボタンの「ファイル名を指定して実行」で”welcome”と入力すると起動できる。
-ファイル名の変更をキーボードで行う。
- 確実に行うにはファイルを選択した状態でF2キーを押すとファイル名変更の状態になる。
-右クリックをキーボードで行う
- 右クリックするところで代わりにShift+F10を押す