今回のキワモノはゲタです。ゲタはその昔CPUアクセラレータという名前で浸透し、その後Intelのペンティアム3が途中からSLOTタイプからソケットタイプに変更された後にSLOTタイプで使えるゲタが売られていました。
その後いろんなキワモノ系が出ましたが、しばらくはゲタは登場しませんでしたがこのゲタはまた特殊で、性能がアップせずダウンするという仕様です。
ゲタは装着することによって旧環境を新環境でもある程度使えるスペックにするのが目的ですが、主がCPUではなくマザーボードになっているため、新しいマザーボードで古いCPUを使えるようにするためこのような仕様になっています。
外観
このゲタはソケット775に使用しますが、使える板は775でも初期の8シリーズや9シリーズの前半までとなっています。チップセットでいうところの845シリーズなどです。ポン付できるのはCPUをセットすることのみで、これ自体に固定する設定はなく、かなり制限された環境でしか使えませんでした。
どのように使うのか
このゲタを使う場合、マザーのソケットにあるソケットカバーを外す必要があります。今のマザーボードはこのソケット部分がネジで装着されていて簡単に外すことができますが、今回装着する予定のマザーボードはネジではなくマザーに直接貼り付けられていて外すことができませんでした。
作った人はそういう想定がなかったのでしょうか・・・
というわけで使用には画像のようにソケットのカバー部だけを強引に外す必要がありました。
詳しい組み立てなどは製作PC履歴にありますのでそちらを参照ください。