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TOP  >  自作PCTips  >  殻割MOD  >  ■殻割り講座第一回■ 一般的な殻割りとその工作精度の確保についてのポイント
非常勤講師のHEXです、担当科目はCPU delid/殻割りとなっています。

サイトオーナー様とやりとりしてから1年程経ちますからその間に
判明したCPUの殻割りと冷却について、殻割り講座として数回に渡り
寄稿させて頂きます。

■殻割りを20個以上して判ったこと■

1.CPUのヒートスプレッダはグリスの塗りに個体差があります
2.グリスの接地にムラがあるように、リキプロに塗り替えてもムラはあります
3.リキプロは必要分量を把握すれば怖いものではありません


①詳細はこちらの記事に詳しいですが
CPUの一般的な使用では浮上してこない要素(がOCer/静音派には大問題)としてグリスの接地の
良し悪しがあります、これはneoさんも仰っていましたが、殻戻しの良し悪しで場合によっては
ベンチ中の最高温度が5度程は変化します リキプロの量も変わらず接地だけの変化で、です。


②それに影響していると思われる要素は
[1]熱伝導マテリアルの接地状態・[2]接地面の距離とおおまかに分けて2つあります。


特に前者に関してはcoollaboratory社もマニュアルに記載しているのですが、表面の
残留油分が最も影響が大きいです、グリスを拭きとった時に模様として残るアレですね。
扱ったことのある方はリキプロが弾かれるような状態を見たことがないでしょうか?

※ヒントとしては、もし理想的な状態でリキプロが塗布された場合吸い込まれるようになります
 事前にスプレッダを#320程度の耐水ペーパーで軽く傷つけてあげることがお勧めです。


後者に関しては熱量の移動だけでなく方向にも影響が出ます、上下方向へ移動させたい場合
接地面は最短距離にするのが望ましく、技術的に難しい場合は接地角度に気をつけるだけで
十分な効果が見込めます。

※シール材の硬化時間中にソケットに装着するか、ダイに対して垂直な力のかかるよう固定します。

③リキプロ分量は、ちょっと多めかな?くらいにしましょう、表面張力でうっすらと
傾斜が出来るくらいが望ましいです、適切な分量であれば成功率が上がります。

 
■読み飛ばしTIPS■
◇リキプロは4790Kの面積で0.03mlでリキプロ最小目盛3つ分が適量[2017-10-23訂正]2ml弱グリスの場合多くてもOK
◇グリスを洗浄してない場合、リキプロは表面に乗っかっているだけですよ(・∀・)ノ
◇殻戻し前は内部の接地両面に塗布がベター、液体金属は綿棒を用いてスプレッダへ多少広めに塗り込む感じ
◇作業前に裏のチップコンデンサに養成テープを貼るなど、ESDに注意してくださいね
◇成功の可否は温度監視ソフトを5分放置後、コア別最低温度の違いが4度以内ならOK
◇接着角度をシビアに決められない場合、シール材が固まる前に指で押し付けましょう
 自分の体が最良の計器です。


今回は上級者向けになってしまいました、次回は殻割りをするにあたり必要な道具などを
書かせて頂きます。 飛ばし読みをしなかった真面目な生徒さんは、第三回以降で先生と
最高の殻割りについて実習です! マタミテネ(・∀・)ノ
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■殻割り講座第二回■ 初心者が安全に殻割りをするのに必要な道具と注意点

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