例のグラボ HDMIを復元する

例のグラボにはHDMIが隠れているのでそれを使うことができます。
ただし、配線がされていないのではんだ付けをする必要があります。
今回はハンダ付の方法です

まずはRXのカバーを外します。カバーとFANコネクタがあるのでコネクタも外します。
はんだ付けする部分は以下の画像

aとbのところにそれぞれチップをはんだ付けします。
aには

【P-13377】チップ積層セラミックコンデンサー 0.1μF50V X7R 1005 (25個入)

bには

【P-13396】チップ積層セラミックコンデンサー 0.1μF25V F 1005 (100個入)

復元するのに使用する道具類

フラックス(はんだを溶けやすくする)
ハンダ吸い取り線(はんだを付着させ除去)
はんだごて
はんだ(追いはんだ用)
ピンセット
拡大鏡(10~20倍)

はんだごては先の細いものではないと非常に使いにくいです
実装基板用のものを使っています
https://www.amazon.co.jp/dp/B001PR1KM4/
ハンダもSD-60などの細いものを使わないと、ブリッジ(隣同士がくっつく)してしまいます。

細いピンセットも必要

まずは基板にあるハンダの除去

まずついているはんだを除去します。古いハンダは溶けにくく、追いハンダもしにくい上にチップをつけにくいため。
はんだを除去するために、全体的にフラックスを塗ります。塗りすぎもよくありませんが、足りないとはんだが溶けません。

フラックスを塗ったら今ついているハンダをハンダ吸い取り線でなるべく除去します。
※古いハンダは溶けにくいためハンダ吸い取り線をハンダの上に置き、その上にコテをおいて吸い取らせます。

焦らないでゆっくりやるのがコツ フラックスは多めに

順に取り除いていく

(画像は中途半端ですがなるべくきれいに多く取ったほうがいいです)
(すでに左側はチップをつけて終わっています)

チップ(抵抗)の取付

チップの取付ですが、非常に小さいです1mmなのでピンセットでもつかみずらい。

基板側にハンダを少量つけ、溶けたまま維持し、その上にチップを置くかたちになります。
終わったら反対側にハンダをつけ、終わったら、次は初めの右側に再度ハンダをつけます(追いハンダ)

ブラケットをカット

このカードはHDMIがブラケットに隠れたままになっていますので、今回はグラインダーを使ってカットしました。